アルかニダ

あるかにだ ジャンル:特亜 2013/08/20更新

 アルかニダとは、中国人・韓国人・北朝鮮人による犯罪のこと、または中国人・韓国人・北朝鮮人のこと。

 「アルニダ」と書かれることもある。

概要

 「アル」は中国人のこと、「ニダ」は韓国人・北朝鮮人のことで、これを国際テロ組織「アルカイダ」にひっかけたもの。 中国人・韓国人による犯罪のニュースがあると使われることがある。
 2ちゃんを始めとするネット上ではしばしば日本国内における中国人・韓国人・北朝鮮人の犯罪の多さが指摘されており、この言葉はそのような状況を端的に表したものといえる。

 初出は不明だが、2005年ごろには使われていたらしい。 単純な掛け言葉だけにアルカイダが有名になった2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降すぐに使われ始めた可能性もある。 元々は2ちゃんねるの嫌韓・嫌中志向が特に強い板で使われていたが、2013年4月ごろからはそれ以外の板でも用例が増加している。 

実際のところ、中国人・韓国人の犯罪は多いのだろうか?

 ところで実際に中国人・韓国人の犯罪が多いのかどうかが気になるところである。
 警察の統計では「来日外国人」と在日外国人等(統計上は在留資格がある者と在留資格について答えなかった者とを含み「その他の外国人」としている)を分けている。
 まず来日外国人の刑法犯罪について2000年の統計を見ると、全検挙件数の半数以上が中国人(14000/23000)となっている。 これに対して来日韓国・北朝鮮人の検挙件数はブラジル(3200/23000)に次ぐ3番目で1割程度(2200/23000)となっており、特に多いということはない。 

 一方で在日韓国人の犯罪数は、2000年の統計では全検挙件数の8割以上(7800/9200)とほとんど占める。 在日・来日を合計した総数では中国人が最も多く(15000/32000)、韓国・北朝鮮人がそれに続き(10000/32000)で、中国人・韓国・北朝鮮人の合計で全検挙件数の約8割と他を圧倒している。

 なお2001以降の年在日外国人の犯罪件数を記した資料が見つからなかったため2000年のものを採用したが、2012年は警察の対策が奏功したのか来日外国人の犯罪件数自体が2000年と比較して半減(2000年:22000、2012年:11000)するなど状況が大きく変化している。 そのため、2012年の在日外国人の犯罪件数がどうなっているかは一概には言えない。 ただ2012年も、来日外国人の全検挙件数のうち来日中国人が約4割(4800/11000)と割合は減らしているが依然として抜きん出て多く、来日韓国人は1割程度(1100/11000)と変化がない。

 

参考資料
 ・ 第一生命保険「外国人犯罪に関する統計的分析と共生への課題」(pdf)
 ・ 警察庁「来日外国人犯罪の検挙状況(平成24年)」(pdf)

関連項目
 エベンキ族 グック キョッポ 特定アジア  

 


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