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私が町長です

【関連項目】 ・アリだー!! ・世界一カッコイイ下水道 ・スマター ・熱情の律動 


私が町長です

わたしがちょうちょうです  2011/06/17更新 

  私が町長ですとは、ゲーム「ロマンシング・サガ3(ロマサガ3)」内の台詞。 ゲーム界屈指の腹が立つ台詞としてファンの間では有名。

 その台詞の通り「キドラント」という町の町長が述べる台詞。 何のへんてつもない台詞に思えるが、関連イベントにおける町長のあまりの外道さゆえ、その外道っぷりを示す象徴的な台詞とされ、プレイヤーの憎悪の対象となった。

概説

 主人公たちがキドラントに行くと、その町長に「礼をするから、洞窟の怪物を倒してくれ」という趣旨の依頼をされる。 これ受け入れてダンジョンに入ると、いきなり町長が入り口を塞ぎ、閉じ込めてしまう。 
 そこで町長は何と、「怪物を倒してきたら開けてやるよ」「何か言ったかい?よく聞えんな〜。町のためだ、がんばってくれ」などとのうのうとのたまってくれる。  
 すぐに主人公達はニーナという少女に助け出されるも、今度は町長はニーナを怪物の生け贄として洞窟に放り込んでしまう。 まさに外道。 

 ストーリーを進めると、主人公達は怪物を倒してニーナを救い、町に戻る。
 このいきさつからすれば、町に戻れば町長が成敗されるイベントかせめて礼としてのアイテムが期待されるのがRPGの定石。 プレイヤーは意気揚々と町長の所に向かい、町長に話かけるはず。

 しかし、町長からの返事は
「 私が町長です。 」
のみ。 
 謝罪も成敗も礼もなし。 何もなしである。
 プレイヤーは閉じ込められた時以上に驚くか、唖然とするしかない。

 おそらくは、脱出後のイベントをプログラムし忘れたとかフラグ管理に失敗したとかいった製作上の単純なミスなのだろうけれども・・・ 
 閉じ込められる、という外道っぷりもまさかの展開だが、この結末が一番まさかの展開だよ!

 このイベントを通過すると、「所詮、手際よくプレーできるように作られたRPGとという箱庭の中でしかぁー、生きていけない町長に過ぎないんだ。」「君達はぁー、粛々とイベントをこなせばいいんだよぉー。ぉーん。」なんて声が頭の中で聞こえてきそうである。

 

 
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