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ルーピー
【関連項目】 ・民主党 ・鳩山由紀夫 ・ネトルピ ・ルーピーズ
2011/09/07更新
ルーピーとは、元総理大臣の鳩山由紀夫の愛称。
2010年4月17日付のワシントン•ポストの記事に由来する。
鳩山首相はこの前日に行われた核安全保障サミットにおいて、熱望していたオバマ大統領との会談を拒否され、代わりに10分間の立ち話のみを許可された。 普天間問題で全方位を振り回すなどグダグダになった末の当然の扱いであった。
これについて、ワシントンポストは「サミットの最大の敗者は金持ちで(オバマ側スタッフ曰く)ルーピーである鳩山 (By far the biggest loser of the extravaganza was the hapless and
(in the opinion of some Obama administration officials) increasingly loopy Japanese Prime Minister Yukio
Hatoyama.)」という記事を掲載。 マスコミは「鳩山が愚かだとアメリカにまで言われた」と一斉に報じた。
これに対し、立ち話を大勝利と宣伝していた官邸•与党側は反発したが、後に鳩山本人が愚かなことに「私は愚かかもしれない」と国会で認めてしまった。 このころのネットでは鳩山を的確に表現したあだ名に飢えていたということなのか、「ルーピー」は直ちに受け入れられ鳩山を指すあだ名となった。
ただし、2011年以後は元の「ぽっぽ」のほうが良く見られるようになっている。 首相を退いたことでメディアでルーピーな言動をする機会が減ったためだろうか。 とはいえ、たまにしゃしゃり出てきてはお花畑なことを言うあたりは流石の貫禄。
派生語として、「ルーピーズ」 「ネトルピ」の用語が生まれた。
・ ワシントン•ポストで当該記事を書いた記者は、2010年秋に自らのコラムで「第一回年間国際ルーピー賞」という企画を実施。このルーピー賞は鳩山に因んで名付けたらしい。
・ 「loopy」とは「愚か」というよりは「頭がおかしい」が一番近いらしい。 しかし、マスコミが差別表現を避けたのか「愚か」と表現したり鳩山が愚かと認めたりしたので、「愚か」という訳が定着した。
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