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ムダヅモ無き改革
むだづもなきかいかく 2011/06/15更新
ムダヅモ無き改革とは、大和田秀樹による漫画作品。
(良い意味で)荒唐無稽な政治パロディとギャグにより、「近代麻雀」というニッチな雑誌の麻雀?漫画ながらネットで高い評価を受けた。
「近代麻雀」(途中から近代麻雀オリジナル)に不定期連載されている。 そういう雑誌に掲載されているため一応は麻雀がベースにあるものの、やっているのは現実の麻雀とは違う別の何かで、麻雀を全く知らずとも楽しめるのが特徴。
ストーリーは、外交は首脳同志が麻雀により勝負することにより行っている、という設定。 この時点で荒唐無稽だが、さらに首脳はいずれも「豪運」の持ち主で通常あり得ないような役が次々飛び出し、麻雀漫画にありがちな駆け引きや心理戦は全く無い。 変わりに政治パロディと豪快なストーリーが構成要素になっている。
あまりネット界の住民に近いとはいえない雑誌(とはいえアカギや兎など有名作品を輩出しているが)の掲載であったが、早くも最初のストーリーのうちにはネットにおいて「なんか変な漫画がある」と話題にのぼっていた。 とは言えあまり手にする機会がない雑誌であるためか、アップローダーやニコニコ動画へのうpという形で広まり評価されることになった。
その人気は、2010年にアニメ(OVA)化されたことからも示されている。 また、第一話に関してはプロデューサー本人が公式にうpをした。
余談ながら、ストーリーに登場する人物について、事実や史実を意外にしっかり拾ってストーリーや役に生かしていることも地味におもしろい。
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