関連項目:アサヒる KYって誰だ 変態新聞 変態毎日新聞問題

マスゴミ

ますごみ 2011/11/26更新

 マスゴミとは、マスコミ、とりわけ新聞社やテレビ局を批判的・侮蔑的に言い表すインターネットスラング。

 マスコミと「ゴミ」を掛け合わせた言葉。 

概説

 近時ネット上においては、マスコミ報道に対してその公平性・真実度あるいは真摯な態度といったものに対して強い不信感が持たれている。 つまり、しばしば偏向報道やねつ造報道、つまり特定団体や勢力への荷担あるいはその反対の団体や勢力への消極的姿勢のスタンスを取っているのではないか、と見られている。

 実際、1993年には椿事件(Wikipedia)のように政治的社会的にも大問題になった偏向報道事件が起きており、また近時は「アサヒる」問題や「変態毎日新聞」問題のようにネット上で大きなうねりとなった問題もある。
 また、マスコミ報道のいわゆるワイドショー化、すなわち公平さよりもセンセーショナルであったり扇情的であることが優先されているという疑念は、例えば麻生首相に対する「漢字が読めない」「ホテルのバー」といったネガキャンをした一方でそれ以上であった鳩山首相に対してはその点については黙殺した、という例を見れば明らかである。 さらに、報道の誤りを指摘されても謝罪をしない、あるいは一大ニュースとして扱っておきながら謝罪はごく小さく行う、などの傲慢さも指摘される。

 このような様々な疑念は、ネット上では様々な報道について日常的になされている。 このマスコミ報道に対する不信感を基に、批判的・侮蔑的な視点からマスコミを表現する単語が「マスゴミ」である。

 個人的には、オタクの観点からすれば、少数派の人権やら平等を謳いながらオタクに対する報道は常に蔑視傾向であると感じるし、とりわけ安倍政権以後の自民党政権への批判は政策に対する批判を逸脱した歪んだネガティブキャンペーンであったとしか思えず、「マスゴミ」は妥当であると思う。
 また、これらが大きな批判に成長するようにまでなったのはネットの発達が大きく影響しており、その点でネットの功績は大であるとも思う。 しかし、マスコミ報道は「マスゴミ」として批判的に見ながら、ネットの情報には全幅の信頼を置く人がいるというのはどういうことなのだろう。 また、どんなにクソでもネットはマスコミを代替する存在ではありえず、マスコミほどの情報減としての存在は未だ存在し無い。 大事なことは、国民のゴミとの付き合い方ということではないだろうか。

 


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