関連項目:
ブラック★ロックシューター
ぶらっくろっくしゅーたー 2012/2/23更新
ブラック★ロックシューターとは、日本のイラストレーター「fuke」(ふけ)の創作したキャラクター、およびそこから派生展開している楽曲、アニメ、ゲームのタイトル。 略称は「BRS」。
ニコニコ動画において、初音ミクを用いて作られた楽曲が高い人気を得たことがきっかけとなり、商業展開に至った。 もっとも、ミクの話になると必ず荒れることでお馴染み。
ブラック★ロックシューターは、ゲームのイラストなどをしていたfukeが画像投稿サイトpixivに投稿したイラストが元。
このイラストに対し、後にsupersellでメジャーデビューするryoが感化され、イラストからイメージした楽曲を初音ミクを用いて製作。 さらにfukeが映像を製作し、『初音ミクがオリジナルを歌ってくれたよ「ブラック★ロックシューター」』という動画を2008年6月にニコニコ動画に投稿した。
この動画は当時のニコニコ動画で大ヒットし、半年で100万再生を記録した。 2011年末時点では450万再生を記録しているが、この再生数はニコニコ動画全体で第28位にあたる。 さらにマイリスト登録数については第12位と、この動画はニコニコ動画を代表する動画のひとつになっている。
ところで、この動画が人気になった当時は動画のいきさつが良く知られておらず、登場するキャラの「ブラック★ロックシューター」はミクのアレンジだという認識は広くされていた。 楽曲のボーカル担当がミクであることや、キャラの見た目がミクと同じ長いツインテールであるためだと思われる。 そのため、人気になった当時から「ミクのパクリ」というアンチの批判があり、3年以上経った現在もそういった話題で掲示板等が荒れることがある。 まあ似ていると言っても似ている場所はツインテールしかなく、しかも片方は短いのだが・・・
また、背景の無いところから人気を獲得したため、ステマと言われることも多いらしい。 ステマというよりは信者の布教活動・工作とランキングの傾斜効果のような気もするが。
商業化へ
2008年夏にsupersellがコミケで頒布したアルバム「supersell」にはこの曲も収録されていたが、この楽曲を含めたいくつかの動画のヒットでsupersellが有名になったこともあって、2009年3月にはこのアルバムが再録の上でメジャー発売された。 また、ニコニコ動画運営会社の親会社であるドワンゴが発売したニコニコ動画や初音ミクで人気となった楽曲を集めた3枚のアルバムにもこの曲が収録されている。
さらに同年からはフィギュア化やOVAパイロット版の発表がなされ、大きく商業展開に踏み出した。 OVAは2010年夏に公開し、フィギュアも12月に発売された。 特徴的なのはOVAの頒布方法で、全編を雑誌の付録としてつけたりイベントで配布するなど無料公開を基本とし、合わせて特典を追加したパッケージ版も発売する形とした。 これは、フィギュア等の宣伝媒体と位置づけたためらしい。
また、2011年にはPSP向けゲームとして発売されたほか、2012年からはフジテレビ系の「ノイタミナ」でTVアニメ化に至っている。 同人活動からアニメ化やゲーム化に至ったのは「ひぐらしのなく頃に」以来のことと思われる。
もっとも、アニメの内容は何がなんだかよくわからないことになっている。 また、登場人物が全体的にやたらと病んでいるほか、作中でやたらとマカロンが登場する。 ネットでは特に1・2話を酷評する声が多いほか、ニコ動の動画などではマカロンというコメが多くなっている。。
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