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武装錬金
【関連項目】 ・真赤な誓い
ぶそうれんきん 2011/06/16更新
武装錬金とは、和月伸宏による漫画作品。週刊少年ジャンプに連載され、稀有なことに打ち切り後にアニメ化やイベント開催がなされた。
アニメ版のOP「真赤な誓い」はニコニコ動画において弾幕ソングとして愛された。
「るろうに剣心」をヒットさせた和月伸宏の三作目の連載作品。
少年ジャンプらしい王道のバトル作品で、クセのあるライバルキャラの存在もあってネット上では評価され、コミックスの売上も悪くはなかった。
しかし、アンケートの評価は芳しくなかったようで、常に掲載順は後ろのほうにあり、結局は2005年半ばに打ち切りとなってしまった。
この背景には、武装錬金のファン年齢層がジャンプ購買層よりも高く、コミックスは買うもののジャンプ本誌は買わないか買ってもアンケートを出さない傾向が強かったのでは、と噂された。
いずれにせよ、コミックスがそれなりに売れてもアンケートが悪ければ打ち切りになるという、ジャンプ特有のいわゆる「アンケート至上主義」は、ジャンプ黄金時代に貢献した和月クラスの作者であっても例外ではないということらしい。
打ち切り後、ジャンプ本誌では中途半端に終わったストーリーを駆け足ながらまとめた完結編が、2005年夏と翌2006年1月のジャンプ別冊に掲載。 これで、この作品は終了したと思われた。
しかし、2006年秋にまさかのアニメ化。作品の打ち切り後のアニメ化という珍しい事態はネットでは喜びとともに「なんで今さら」と驚きを持って受け止められた。 和月自身すら驚いたことは有名。
また、和月の妻(小説家、連載時ストーリー協力)による小説版の発売、さらにこのアニメ版が好評だったのかゲーム化もなされるなど、とても連載が打ち切られた後の作品とは思えないメディア展開を果たした。
コミックス収録のライナーノートによると、連載初期に「錬金術」という点でネタが重なる某作品のファンから、「パクるな!」というクレームの手紙が少なからず来たらしい。
どうやら「錬金術」はその作品によって初めて創作されたものだと勘違いしたらしいのだが…少なからず勘違いする人間がいるのか…腐女子ェ…
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