関連項目:雛見沢 L5 東方Project

ひぐらしのく頃に

 ひぐらしのなくころに 2012/01/12更新  

 ひぐらしのく頃にとは、日本の同人ゲーム、およびそこから各メディアに展開したアニメ・ゲーム作品。 通称「 ひぐらし 」。
 08年現在、マスゴミが少年犯罪の原因を押し付けたい作品ランクで第一位(当社調べ)。

 ある集落で起こる連続怪死事件をテーマにしたサウンドノベル。 同人作品ながら累計数十万本のヒットを記録、異例のメディアミックスに発展した。 小中学生にまで流行が拡大した。

 プレーヤーがストーリーを読み進め、連続怪死事件の謎を解くこと目的とするミステリー作品。

 もともとはよくある中小サークルの同人サウンドノベルのひとつで、この作品もシナリオからキャラデザ、CG、プログラミングに至るまでほとんど兄弟2人で製作している。 作者が担当したためPC版のキャラ絵は(以下お察し下さい) なお、音楽は4話まではフリー素材が使用されていたのに対し、5話(「解」1話)からはファン有志によって製作されている。
 しかし、4話で試遊版をネット公開したのをきっかけに、口コミ効果でオタクたちの間で話題となった。 その後、話数を重ねるたびに話題性は高まり、同人作品ながら二次創作が多く出現。 ついにはアニメ化やゲーム化など同人界を飛び出し、2005年ごろから10年ごろにかけて大ヒットを記録した。 また、執筆者の竜騎士07はヒットをきっかけに公務員を退職し専業となった。

報道での扱い

 人が死ぬ場面や狂気に陥る場面が多いが、あくまで推理要素やホラー要素が中心で人を殺すのが目的のゲームではない。 しかし、この作品のヒットから数年の間は、少年事件や刃物による通り魔殺人などが発生すると報道においてしばしば「猟奇殺人がテーマ」とされて「原因との関連」なる言葉で槍玉に上げられる事が多かった。 このような報道での扱いは、アニメ放送中に京都で少女が父親を刃物で殺害した事件(京田辺警察官殺害事件)が強く影響したのではないかと思われる。 なお、この事件はアニメ放送終盤であり、スクイズと同様に事件直後に放送休止措置を取った局もあった。

 しかし、ひぐらしに限らず、犯人の本棚から漫画やDVDが見つかるだけで報道されたりするけれども、関連作品の出荷数を考えれば買っていても別におかしくはないものだし、犯人の本棚にしめる「猟奇殺人モノ」とやらの割合を考えるべきじゃないのだろうか。

 さらにいえば、「少年少女が猟奇的な殺人をする」という点やL5状態に陥りナタなどを持つキャラクターの映像のインパクトもあるのだろうが、同人作品というのが重要な要素と思う。
 推理小説の大御所が書いた作品だったら、どういう扱いだったろうか?

 


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