関連項目：おちんこ

パいこき

ぱいこき　2012/1/28更新 　

　パいこきとは、松智洋原作のラノベ・同作を原作とする漫画およびアニメ「パパの言うことを聞きなさい」の略称のひとつ。　公式な略称は「パパ聞き」。

　2012年1月からアニメ化。

この項目にはネタバレがあります（記事中のバナー広告と広告の間）

　ある男子大学生と、唐突に同居することになった中学生・小学生・幼稚園児の姪っ子3人姉妹との生活を描くホームコメディ。　ラブコメ要素は少なく、ハーレムものではないらしい。
　アニメでは各話のサブタイトルが往年のホームドラマのタイトルとなっている模様（例・第一話：1972年の日テレドラマ、第二話：1996年のNHKドラマ）で、ホームドラマ性が強く意識されている模様。

 　長女はハルヒ、次女は理子（緋弾のアリア）、三女は響（アイマス）。　なぜかネットでは「鬼父」との関連性が良く指摘されている。　養父ってプロットはともかく姿は似てないから。　たぶん。

　アニメは最近の流行となっている、実際の土地を採用したものとなっている。　多摩都市モノレールが頻繁に登場するほか、主人公の通う大学は中央大学多摩キャンパスがほぼそのまま描かれ（大学名は「文学院大学」）、隣のチャル大との間にある都道のトンネルが何度も登場する。　単なる背景モデルではなく、ストーリー上も舞台となっている。　立川の描写については某学園都市よりも遥かに現実的。　現実的なのはいいが、全日空はキレるかもしれない。

　「ぱいこき」というどこか性的な愛称は、タイトルの中からそれぞれ1文字を抜き出したもの。　同じように嫌がらせレベルの愛称としては、2011年に放送されたアニメ「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ！！」の「おちんこ」がある。　「ぱいこき」の愛称がよく見られるようになったのはアニメ化が決定したころとされ、おそらく「おちんこ」が念頭にあると思われる。　しかし、「おちんこ」はまだそれぞれの文字がタイトル内にあったのに、「パいこき」は「い」も「き」も漢字じゃないか・・・
　公式には「パパ聞き」の愛称がありアニメでも強調されているが、残念ながら「パいこき」のほうがその酷さゆえに主流になるような気がする。　なお、このページにグーグルから来訪される方はほとんどが「パイコキ」で検索してこられてます。

　以下ネタバレ

　ところで、本作は2話で超展開がある。

　この超展開のため、アマゾンのレビューはBD発売前から酷いことになっている。　まあアマゾンレビューはいつもアレだということは置いておくにしても、設定面でどうにも稚拙さが気になるのは確か。
　大学生と3人姉妹の苦楽ありのホームドラマというのはストーリーとしてはありがちなもので、両親がいきなりいなくなり子供が残されるというのも3.11で割りと現実にあることなんだなあということが解ったが・・・　しかし、6畳1間で4人が生活するというところに持っていくための道具に見えてなんだかなあ・・・というのも実際感じるわけで、それは大事な落差を生む場面を2分かそこらで済ましてしまったというところにあるのかもしれない。　

　個人的には、このような導入の展開も含めて、ご都合主義的な展開が目につくような気も。　現実世界をベースにして契約条項のこととかやたら現実的な話を展開する割には、その他の現実的な要素は無視するなど、6畳一間の貧乏生活にするために不都合な現実的なことは無視しているような・・・　あるいはそもそも父親役が大学一年生というのも？　それにハルヒとは4歳しか違わないのにパパというのも？　このように素朴な違和感が常につきまとうあたり、「ご都合主義」といわれても仕方のないような・・・

　この作品とほとんど同じプロットを持つ作品に「高杉さん家のおべんとう」というコミック作品があるのだけれども、設定に関してはそちらのが遥かに現実的で（主人公とヒロインの対人関係能力には難があるが・・・）、それと比較してしまうとご都合主義のみならず遥かに稚拙に見えてしまうのだが・・・

　まあ、ブヒれれば何でも良いんですけどね。　ひなたんｐｒｐｒ

　

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