関連項目：72cm
hydeの身長は156㎝
はいどのしんちょうはひゃくごじゅうろくせんちめーとる 2012/03/04更新
hydeの身長は156㎝とは、ラルク・アン・シエルのメンバーであるhydeの身長に関するネタ。
ある2ちゃんねらーがWikipediaを荒らしたところ、wkipediaユーザーが過剰反応を繰り返したことで逆に荒らしを誘引して騒動となり、かえってネタとして定着することになった。 ネットではhydeといえば156、156といえばhydeというネタが定着し、また156㎝＝1hydeというように単位として扱うこともある。
なお、hydeはWikipediaでの騒動から6年後に身長が161㎝であると初めて自称している。
ことは2006年1月、Wikipediaのラルク・アン・シエルの項目に身長156㎝と書くと即座に削除される、と2ちゃんねる・ニュー速板のあるスレにおいてレスされたことに始まる。
この削除はおそらく、当時hydeは身長や体重、本名といったプロフィールを非公表にしているためにソースが無いことかつプライバシー侵害であるということを理由とするもので、Wikipediaとしてはごく普通に行われていることにすぎなかった。
しかし、これに対して2ちゃんねらー達は削除があっという間になされることを面白がった。 誰が身長の項目を追加すしてもすぐにWikipediaユーザーが削除するという削除スピードの速さを単純に面白がった事に加え、hydeファンがhydeの身長が低いことを必死に隠蔽しようとしているのではないかと憶測したらしい。
その結果、2ちゃんねらーたちはhydeの項目に様々な手段で「156㎝」を書こうということを思い立ち、Wikipediaユーザーも常駐して削除を行ったことでブラウザの更新ボタンを押すたびにhydeの項目が変わる、というような祭りに発展した。
その後祭りはさらに発展し、Wikipediaでは数週間にわたってラルク・アン・シエルとは関係のないあらゆる項目に「なおhydeの身長は156㎝である」などとと書き込まれるような状態にまで至った。 こうして、「156といえばhyde」というネタがWikipediaや２ちゃんねるを通して定着したのである。
「荒らし」は誰なのか
この一件について、Wikipediaユーザーは2ちゃんねらーによる悪質な荒らしとして理解し、2ちゃんねらーへの蔑視を深めることとなった。
もっとも、そもそもは2ちゃんねらーによるものでも、問題が広がったのはhydeの項目を2ちゃんねらーが荒らしてはWikipediaユーザーが削除するというイタチごっこが成立してしまったことが直接的かつ最大の原因である。
荒らしの対処法は応酬ではなく放置というのが常識的な対応策であることは良く知られている。
この点で、したり顔で批判していたWikipediaユーザーは非常に滑稽であったというほかない。 としたり顔で批判してみる。
「156㎝」の根拠と身長の公表
ところで、プロフィールが非公表である以上、156㎝という数字の由来は憶測に基づく。 身につけているものやギター、テレビ出演した際の共演者との比較など様々な「検証」が行われたが、最もよく知られているのがタモリとの比較である。
タモリは身長161㎝とWikipediaにはある（ソースはかつて放送された「ジャングルTV タモリの法則」とされている）が、「ミュージックステーション」に出演した際の画像を見るとhydeは明らかにタモリよりこぶし一つ分小さかった。 このことは「156㎝」の数字を裏付けるものと見做されている。
なお、Googleの画像検索で「hyde
身長」を検索すると上位にこの画像がくる。
その後、hydeは2009年に発行された「MONTHLY VAMPS」という雑誌（8号）のインタビューにおいて「150㎝台ではない」と否定した。 この雑誌はiPhoneアプリで有料配信されているらしい。
まあ仮に実際に161㎝だとしてもhydeの身長は156㎝ということが前提のネタであり、地球の大きさや自転速度がより正確に判明した後も1メートルや1秒の長さが変わることがなかったように、「hydeの身長は161㎝」というようになることはなく1hyde＝156㎝ということが維持されていくのではないだろうか。
なお自叙伝では、身長の公表に続けて自身の身長がネタにされたことやインターネット上の好き勝手な言論に不快感をしめしている。 まあhydeは何も悪くないよね・・・
参考・・・当時のレスをまとめたブログ