関連項目:Ren4
2位じゃだめなんですか?
にいじゃだめなんですか 2011/12/10更新
2位じゃだめなんですか?とは、2009年の「事業仕分け」においてRen4がスーパーコンピュータ-の開発予算について発した言葉。
結果的にスパコン予算を凍結したこともあって、マスコミはRen4が「スパコンは要らない」あるいはさらに「1位を目指す必要はない」と言ったとセンセーショナルに取り上げ、学界など多方面から大きな批判を受けた。 以後、Ren4バッシングの際にこの発言が持ち出されることがたびたび見られる。
しかし、この発言自体は事業について文科省の官僚に対してその必要性を説明するように求める趣旨のようにみえるのだが・・・ そのスパコンがどのように使われるのか、具体的にどのように必要なのか、という質問をするのは予算をつける側としてはごく当然なわけで、むしろより高性能なスパコンが必要であることを具体的に説明できず曖昧な説明に終わってしまった役人が責められるべきであるような? 世界一が目的化しているようにも見えるけども、それもどうなんだろうか・・・仕分けが目的化してるのと、どっこいどっこいか・・・
Ren4は批判されて当然なことをしょっちゅうやっているが、これについてのバッシングだけはどうにも疑問が。 まあ、逆手にとって本を書いてタイトルに使うあたり、その図太さはさすがというべきか。
余談ながら、この発言を引きずって2010年の参院選で「いちばん」をキャッチフレーズにした自民党は滑稽というほかない。