スパイス

すぱいす ジャンル:スポーツ/なんJ 2013/08/26更新

 スパイスとは、プロ野球・阪神タイガースの和田豊監督(2013年現在)に対する愛称。

 就任時等の発言に由来する。

 和田豊は80年代後半から90年にかけて阪神でプレーした選手である。 93年には最多安打を記録する一方で3度のゴールデングラブ賞を受賞するなど攻守に活躍し、暗黒期の阪神を支えた名選手であった。 

 2010年秋、阪神は夏までは好調だったものの後半戦で失速して4位に終わり、真弓監督が辞任。 後任にコーチを務めていた和田豊が就任した。 この時の会見で「今の戦力にほんの少しのスパイスを加えれば十分優勝争いできる」と発言した(2ちゃんねる)。
 この「スパイス」は和田お気に入りのキーワードだったらしく、翌春のキャンプでも「現有戦力にちょっとしたスパイスで優勝できる」と発言をしている。

 しかし2012年のシーズンが開幕すると、4月こそそこそこだったものの、5月からは全く勝てない状況になる。 特に打撃の鳴かず飛ばずっぷりが著しく、得点・本塁打はリーグ最少、無得点に終わった試合数はセ・リーグ記録というほどだった。 5月以降は全ての月で負け越しとなり、結局は優勝争いどころか首位から遠く離れた5位に終わった。 

 このような状況に、なんJでは5月ごろから「スパイスとは何なのか」「スパイスを早くかけて」となどと、スパイス発言が揶揄して使われるように。 もっともこの時点ではまだ「スパイス」は監督の愛称ではなく、上記のような話題のほか珍采配が「スパイス采配」と呼ばれる程度で、監督の呼び名は単に「和田(監督)」であった。 それが8月半ばごろから徐々に愛称として「スパイス」が使われるようになり、シーズン終了のころには完全に監督の愛称として定着した。

 翌2013年は、このような成績にも関わらず3年契約の2年目として続投。 ヤニキ・城島という守備の穴が引退する一方で、ドラフトで藤浪晋太郎を4球団競合の中くじで引き当て、さらにアメリカから帰国した西岡・福留の獲得にも成功。 打撃は相変わらずリーグ下位で前年よりはマシというレベルながら、投手陣の奮起や西岡がムードメーカーとして機能し、成績が大きく向上した。 
 現時点で3位以下を大きく引き離して2位を維持しているが、「もうスパイスというレベルじゃないじゃん」という声も。

「スパイチュ」の誕生

 詳細は「スパイチュ」を参照してください。

 2013年7月にはかつてモノマネタレントと不倫していたことが、そのタレントの暴露によって発覚。 暴露された不倫メールの内容が、真面目そうなスパイスのイメージからあまりにかけ離れたあまりに恥ずかしい内容だったため、批難よりもネタ的な意味で大きく話題になった。 特に「チュッ」という擬音が何度も使われていたことから、「スパイチュ」という新しい愛称が誕生した。

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