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歩く機械

あるくきかい ジャンル:スポーツ/なんJ 2013/08/08更新

 歩く機械とは、プロ野球・阪神タイガースの鳥谷敬選手の愛称。

 フォアボールの数が多いことから。 

 鳥谷は元々安定した成績や無表情なことが多いことから「野球をする機械」と呼ばれていた。 これに加えて2011年・2012年は連続で四球数トップになるなど四球を選ぶことが多いことから、「歩く機械」と呼ばれるようになったようだ。
 鳥谷が四球で出塁すると「散歩」などと表現される。

 この用語は元々は阪神ファンの内輪ネタらしく他球団ファンからは嫌われていたむきもあった。 しかし2013年のWBCにおいては予選ラウンドの台湾戦までの4試合で打率0割(つまりヒット0本)にもかかわらず四球4つを選んだために出塁率は4割という高水準を記録し、非常に特異な状態になった。 台湾戦では9回の鳥谷の四球と盗塁が決勝点につながったこともあって、ニュー速など野球関係以外の板で「歩く機械」が浸透した。 

 フォアボールで重要なこととして、四球数の上位は基本的に各チームの4番打者クラスが占めることが挙げられる。 スラッガーはチャンスで敬遠されることがあるため四球数が増える。 実際、四球数の通算記録の上位はほとんどが4番打者クラスの選手(NPB公式)で、歴代シーズン記録に至っては上位10傑のうち9つが王貞治である(NPB公式)。
 鳥谷は3番が多いが、敬遠はほとんどないし、スラッガーでもない。 4番打者が名を連ねる中ではひときわ異質であるといえる。 なお鳥谷が歩くことでツラゲが増えている説がある。 

 ところで鳥谷が四球を選ぶ際は、ファールによって粘った結果として四球になったというパターンは少なく、鳥谷の時だけなぜかストライクがあまり入らずに四球になるという印象が持たれている。 このためそのような場合には「謎の威圧感」などと呼ばれている。

 なお、鳥谷はヒットの数は「2割8分安定」というように必ずしも高くはない。 そのためにいまいちな評価をする人もいるが、四球によって出塁率が高水準となっていることで高く評価する人もいる。

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